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日付変わってしまったので昨日のことなのですが、卒業した高校に挨拶に行きました。社会常識的に、卒業生として母校に行って恩師に会う場合、事前に電話などにより連絡を入れて日時を指定して訪問するのがベターでしょうけど、自分が卒業した高校は教師と教え子の距離感がとても少なくて、なんというか「教員」というよりは「身近な大人」という感じの、場合によっては「少し年の離れた頼りがいのあるお兄さんお姉さん」的な立ち振る舞いも見られる学校だったのです。個人的には、この学校には勉学よりも別の素敵な要素で惹かれていた部分の方が大きかったように思います。少なくとも、学校嫌いの自分が「この学校を卒業できて良かった」と心底思っているぐらいには。
なので…と繋げれば強引なのですが、大学生になって地元を離れた教え子がひょっこり戻ってきて、事前に連絡があって学校にやって来るという話になればそんな学校ですので、もしかしたら自分自身にとっては「大袈裟な」と感じられるような対応があるのではないかなあと思い、先日書いた通り高校3年の時の担任の先生、というかものすごくお世話になった恩師も居られないので、どういった対応をさせてしまうだろうか?と考えていました。
結局、事前連絡も何もなしで、浜松で買ってきたお土産だけを持ってお昼休みぐらいの時間を狙って行きました。久しぶりの校舎に入るのが少しためらわれるというか「入って良いのかな?部外者じゃないのかな?」と思いましたが、勇気を出して踏み込んでみました。
最初に対応して下さった方は自分が卒業すると同時に来られたのでしょうね、面識がなかったので「○○先生おられますか」と聞いてから自分が卒業生であることを伝えると、来客の対応で席を外しているので30分後ぐらいに戻ってきたらいいよと教えて下さりました。なので、適当に近場をフラフラして時間を潰そうと思って外に出て歩き始めると、すぐに後方から自分の苗字を呼ぶ声が聞こえ、振り返ってみると席を外しておられるはずの先生が手を振ってくれていました。
急いで回れ右をして、お久しぶりですねと握手をして、来客の対応中だったけど少し相手を待たせて出てきたと言われて、非常に恐縮してすみませんすみませんと謝って、あまり長時間話したりするのなら来客の対応を終えてからになるけど、どんな感じ?と言われ、短時間だけなので手短に終わります!と言って学校の外で少しだけ近況なんかを伝える話をしました。
主に、浜松での暮らしにも慣れましたとか大学もそれなりに行っています*1とか、自動車学校に通ってバイクの免許がもうすぐ取れそうなんですよとか、神戸に戻ってきてどうであるかとか、まあそんな感じの事を一言二言ずつ。
ゴソゴソとカバンからお土産をだして「つまらないものですが」と言って渡すと、そんなに気を遣ってくれなくてもいいのにと言われました。きっと、こうやって地元に戻るのにお土産を用意したりするのも今回ぐらいだと思いますので(受け取って下さい)と言うと、そうだろうねと言って受け取って下さりました。
いつまで滞在するの? 来週末ですね、というやり取りをすると、もっと時間のあるときに来てくれるのであれば近くで一緒にご飯でも食べようよと言って下さり、多分事前に連絡を入れて行ってたら過度に気を遣わせる結果になっていたんだろうなーと改めて思いながら「そんなに気を遣って下さるとかえって恐縮してしまうので今日も手短に済ませるつもりで来ました…ありがとうございます。」と返事をさせて貰いました。社交辞令なのかもしれませんが、本当に温かい先生方ばかりの学校です。
3年生の頃の担任の先生は現在その学校におられないのですが、その先生とは連絡を取り合ったりしているの?会ったりしてるの?と聞いてくださり、たまに携帯でメールを送って近況報告はしているものの最近まったく何も伝えていなくて、免許が取れたらそのことを伝えようと思って過ごしていたけど少し先になりそうで結局帰省していることだけでも近々報告しようかなと思っている感じだと言うと、先生の方から連絡をしておいてあげよう!と言って下さりました。「全日制の高校で部活の顧問までされて凄くハードな生活をされていると聞いているので、会えるものなら会いたいのですが難しいと思うので帰ってくる時期も間違えたかなって感じなんですけど」と言いつつ、自分からも遅くならないうちにメールを送ることにしますと言って、重ね重ねお礼を言って帰ってきました。
家に戻ってきてからメールの下書きをして、少し長めのメールを送りましたが、日付が変わる頃に返信がありました。早くて驚きます。
そういうわけで、久しぶりに高校にも顔を出して、帰りに三宮をブラブラして歩き疲れてクタクタになりながら帰ってきて、犬の散歩に行って戻ってくると疲れて眠くなったので夕方から日付が変わる頃ぐらいまで爆睡してたのですが、そんなこんなで1日が終わりましたね。

帰りの電車で、多分自分の知り合いではないと思うのだけど最寄り駅までずっと一緒だったカップル(だと思う)がいて、電車の中で手を繋いだりくっついたりしてるのが終始視界に入っていました。普段だったら「リア充爆発」とか思ってTwitterに何か書いたりしてたのでしょうけど、久しぶりの電車が適度に揺れて心地よいので転た寝を繰り返して、「恋人がいるってあんな感じなんだなー」とか思いつつ、最寄り駅近くのローソンでサンデーを立ち読みして帰りました。
高校の頃に好きだった、現在浪人しているらしい女子を思い出して、その子どうしてるんだろうなー、あんな感じのカップルになって楽しそうにしてたら個人的には少し思うところがあるけど本人が幸せだったらそれ以上のことはないよなーとか、漫画読みながら少し変なことを考えてしまったのか、夕方に寝ていて見て居た夢の中で覚えている内容として、高校の頃のクラスメイトの女子と街中でバッタリあって、なんかお互いに驚いたりもしないで「そういえば○○さんどうしてるの?」って聞いてみたら「あー、浪人してる予備校で彼氏ができてるよー」って返事を聞いて自分がガチ凹みしてる夢を見ました。夢の中でぐらい現実から逸脱した自分がいてもいいのに、と思うけど彼氏ができたんですね…正夢なのかしら。

そういう感じで、今日はアルマゲドンの日ですよね。見ようかしら。(アルマゲドン - 金曜ロードショー)
とくに今日は誰かにあったり、どこかに遊びに行ったりすることも考えていないのですが、どうしようかな。なんかこちらで過ごす時間が限られているからか、じっとしているのが勿体ないような気がして出かけたり人に会ったりをしているのですが、うーん。
確か、帰省中に会って遊ぼうと思っている、それまた自分のやめた高校での友達が、平日は予備校で忙しいから土日祝で会おうぜーと言っているので早ければ明日明後日ぐらいのどこかに会うことになるのかなー。さっきの夢の話をしたら「お前も本当にどうしようもないやつだ」とか言われるのかな。言われそう。言われる。
そういうわけで、今日その友達に会うこともないでしょうので、1日、家の近くをブラブラ散策したりして過ごしましょうかね。デジカメでパシャパシャと繁華街の写真とか家の近くの写真とか撮って遊んでるんですけど、もうちょっとこちらに来たことのない人にも何かが伝わるような、味のある写真が撮りたい…とか書いてしまうとハードルがあがってしまうな…。

*1:某研究室や同学部1年生は激しく首をかしげそうである